岡豊 高知商に10安打8点コールド勝ち!3年ぶり5度目四国切符つかんだ

 「秋季高校野球高知大会・準決勝、岡豊8-1高知商」(13日、高知東部球場)

 準決勝2試合が行われ、岡豊が七回コールドで高知商を破り、3年ぶり5度目の四国大会出場を決めた。打線がつながり10安打で8得点。投げては背番号11の左腕・田中澪哉投手(2年)が、相手の強力打線を7安打1失点に抑えた。高知中央は明徳義塾との乱打戦を制し、初の四国大会出場を決めた。

 岡豊が強敵を倒して四国切符をつかんだ。10安打8得点で高知商に七回コールド勝ち。就任1年目の中川明彦監督は「こんなに点が入るとは思わなかった」と目を細めた。

 強風の中での準決勝。岡豊打線はしぶとく食らいついた。1-1で迎えた五回、2死満塁のチャンスで7番・山本塁捕手(2年)が詰まりながらも右前へ勝ち越しタイムリー。勢いづいた打線は六回に2点、七回に4点を奪って一気に試合を決めた。

 投げては背番号11の先発左腕・田中が7安打1失点の好投。キレのあるスライダーやカーブで相手の強力打線を抑え「変化球を低めに集め、内角を攻めることができた」と満足そうに振り返った。

 大会前から準決勝で高知商と対戦することを想定し、バッテリーは毎日、学校の昼休みに集まり相手の強力打線をビデオで徹底分析してきた。各打者の弱点を割り出し、対策を立てたことで「ある程度、プラン通りに抑えることができた」と山本は胸を張る。

 3年ぶり5度目の四国大会出場を決め、14日の決勝では高知中央と対決する。田中が「攻める投球がしたい」と意気込めば、山本も「少ない失点で勝ちたい」と力を込めた。チーム一丸で大会初制覇に挑む。

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