ソフトバンク連勝 先発マスク高谷が流血退場も連夜の8得点、日本Sまであと2勝

 「パCSファイナルS・第2戦、西武6-8ソフトバンク」(10日、メットライフドーム)

 ソフトバンクが連日の8得点で連勝。リーグ覇者・西武が持つ1勝のアドバンテージを上回って2勝1敗となり、3年連続の日本シリーズ出場に前進した。

 初戦を制した勢いのまま初回から襲いかかった。初回に中村晃の適時打で先制すると、二回には牧原の犠飛で追加点を挙げた。そして三回は長打攻勢。先頭の柳田、デスパイネが連続二塁打で1点を追加すると、続く中村晃が打った瞬間に分かるCS1号2ランを右翼席に突き刺した。四回にはグラシアルが2試合連続となるソロ本塁打。四回まで毎回得点で7点をリードした。

 先発武田は四回2死までノーヒット投球を続けていたが、ここで西武・外崎のソロ本塁打を浴びる。さらにはファウルフライを追った捕手の高谷がベンチ脇の棚に激突し、流血負傷交代するアクシデントも発生。急きょ、甲斐がマスクをかぶったが、五回に3点を返されるなど後半は西武の反撃を許した。最後は八回2死から守護神・森を投入して、序盤のリードを守り抜いた。

 パ・リーグのCS(前身のプレーオフを含む)では初戦に勝利した15チーム中、13チームが日本シリーズに進出している。13チームのうち6チームが2連勝しており、その6チームはすべて日本シリーズ進出を決めている。

 西武は先発今井が立ち上がりから打ち込まれるなど、投手陣が踏ん張れず連敗。アドバンテージを持ったチームが2連敗から勝ち上がったのは17年のソフトバンク(対楽天)の1例しかなく、厳しい状況となった。

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