またも工藤采配的中!ソフトバンクが初回に先制 5番起用の中村晃が先制打
「パCSファイナルS・第2戦、西武-ソフトバンク」(10日、メットライフドーム)
ソフトバンクが2試合続けて初回に先制した。
先頭の牧原が初球安打で出塁。2番今宮が送ってチャンスを広げた。3番柳田は一ゴロに倒れたが、4番デスパイネが四球を選び、2死一、三塁とした。ここで5番に起用された中村晃が西武先発今井の変化球を右翼前へライナーではじき返す適時打を放った。
中村晃はCSファーストS第2戦以来、3試合ぶりのスタメン出場だった。工藤監督は相手投手との相性によって日替わり打線を組んでいる。中村晃は今季、今井から本塁打を放つなど2打数1安打1四球を記録していた。またも工藤采配が見事的中し、ファイナル連勝スタートへ幸先のいいスタートを切った。
パ・リーグのCS(前身のプレーオフを含む)で、初戦に勝利した15チーム中、13チームが日本シリーズに進出しており、これに当てはめればソフトバンクの突破率は87%となる。