日本ハム・栗山監督 オープナー制改良へ「優勝するために必要な戦術」

 日本ハム・栗山英樹監督(58)が4日、来季も積極的にオープナー制を活用していく考えを示した。この日は千葉・鎌ケ谷の2軍施設で行われた育成会議に出席。4年ぶりの日本一奪還を目指す来シーズンへ「思っていることを悔いのないようにやるしかないだろ」と表情を引き締めた。

 オープナー制とは本来リリーフ登板する投手が先発で1~3イニングを投げた後に、本来の先発投手をロングリリーフとして継投する起用法。今季の栗山ファイターズを象徴する新戦術で、指揮官は「優勝するために必要な戦術であるのは間違いない」と言い切る。

 18年に初めて採用した米メジャー・レイズを参考に、来季に向けて「もうちょっと研究するよ」と改良を加える方針だ。投手陣から意見を吸い上げた上で球数制限や一定ペースの登板間隔など、より洗練した作戦にしていく。

 「もうやり切るしかないだろ!」。球団歴代最長就任9年目のシーズンに挑む知将が、本格的に動き出した。

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