巨人ドラ6戸郷、大一番で五回途中2失点の力投 初勝利ならずも上々の内容

5回DeNA2死一塁、戸柱恭孝(左)に2本目の安打を浴びる巨人・戸郷翔征=横浜スタジアム(撮影・西岡正)
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 「DeNA-巨人」(21日、横浜スタジアム)

 巨人・ドラフト6位・戸郷翔征投手(19)がプロ初登板初先発。五回途中2失点で降板となったが、堂々のデビュー戦となった。

 勝てば5年ぶりリーグ優勝が決まる大一番。先発のコマが不足しているチーム事情もあって大抜てきされたが、将来性も感じさせる投球内容だった。

 二回までは無安打無失点。三回2死から戸柱に右中間二塁打。さらに、乙坂には右翼席へ2ランを被弾した。それでも四回は無死一塁で佐野を二ゴロ併殺。ロペスを空振り三振に仕留めるなど大崩れせず。五回に2安打で2死一、二塁とされたところで交代となった。このピンチは高木が無失点でしのいだ。

 初登板初勝利はならなかったが、マウンドに来た宮本投手総合コーチはグータッチで評価。19歳の力投に、G党も拍手を送った。

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