ソフトバンク・千賀 14勝目ならず 右膝付近に打球が…続投も勝ち切れず6回3失点
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「ソフトバンク-オリックス」(19日、ヤフオクドーム)
ソフトバンクの千賀滉大投手が6回3失点で降板した。この時点で同点のため勝利投手の権利を得ることはできず、リーグ最多に並ぶ14勝目はならなかった。
逆転優勝に向けて「集中の2文字で臨みたい」と語り先発した右腕は三回2死まで無安打投球。しかし、ここでオリックスの1番・西村のピッチャー返しが右膝付近に直撃するアクシデントに見舞われる。一旦ベンチ裏に下がって治療を受けて続投。続く宗を得意のフォークで空振り三振に仕留めたが、右脚を引きずるような仕草を見せていた。
四回もマウンドに上がったが、1死一塁から異変が生じた。まさかの4連続四球。7番モヤと続く代打の福田に連続押し出し四球を立て続けに与えて2失点した。五回からはクイックモーションに変更してどうにか立て直しを図っていたが、六回にはモヤに痛恨の同点ソロを浴びてこの回までを107球で投げきったところでマウンドを降りた。