巨人・原監督「一歩一歩」V早期決着に意欲
巨人の原辰徳監督(61)が17日、18日からの中日2連戦(ナゴヤドーム)を前に、早期優勝に向けて着実にマジックを減らしていくと意気込んだ。
優勝マジック4となり、最短優勝は20日のDeNA戦(横浜)。中日2連戦での優勝可能性がないためか「まだまだです」と慎重に話しつつも「『明日勝ったら優勝だ』っていうふうに早くなりたい」と一日も早い胴上げに意欲をのぞかせた。
ここに来て主力の故障者が多いことが気がかりだが、焦りはない。16日に菅野が腰痛で抹消され、同日の阪神戦では坂本勇が下半身の張りを訴えて途中交代。ただ、坂本勇に関しては18日のスタメン出場に関しては「大丈夫だと思います」と前向きで、蓄積疲労を考慮した上での先を見据えた措置だったことを示唆した。
最短優勝日の20日は、自力でマジックを一気に2つ減らせる直接対決。自身が指揮を執った前回14年の優勝も横浜で胴上げされた。「一歩一歩ですよ」。まずは中日戦に連勝し、念願のVロードを完結させる。