佐々木 明大・森下とドラ1候補対決!大学日本代表との壮行試合で先発へ

 「侍ジャパン高校代表合宿」(25日、都内)

 「第29回WBSC U18ベースボールワールドカップ」(30日開幕・韓国)に出場する侍ジャパン高校代表が25日、都内で練習を行った。その後の公式記者会見で永田裕治監督(55)は、26日の大学日本代表との壮行試合(神宮)の先発が佐々木朗希投手(3年)と発表。大学代表の先発は明大・森下暢仁投手(4年・大分商)で、高校と大学のドラフト1位候補が投げ合う。また、この日の練習から合流した奥川恭伸投手(3年)はグラウンド内外で“リーダー”として働く意気込みを示した。

 大会前最後の実戦の場は、これ以上ない舞台となる。プロのスカウト陣が集結する神宮で、佐々木が先発として投げ合うのは、大学ナンバーワンと称される森下だ。対戦するのは打線であっても、世界との戦いを前に大きな刺激となる。

 「(森下は)自分が投げている時だけでなく、ベンチからも見ながら学べると思いますし、絶対に勝ちたいと思います」

 共に今秋ドラフトで1位候補として挙げられている右腕だ。高校と大学で戦うステージは違っていても、素晴らしい投手であることは把握している。とは言え、戦う以上は真剣勝負。「大学生に勝つぐらいでないと(W杯でも)勝てないので、チームとして全力でぶつかりたい」。勝利を目指して投げるだけだ。

 先発とは言え、短いイニングの登板となるもよう。前日24日の駒大との練習試合では、九回の1イニングを無安打ピッチング。「抑え」としても合格の内容を披露している。壮行試合では7月24日、一関工を完封した岩手大会準決勝以来の先発での調整となる。

 この日の練習はノースローで調整。合流した奥川とも談笑しながら、ランニングなどで汗を流した。国際大会を前に全国的な舞台で、大学生を相手に163キロ右腕の真価を示す。

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