巨人にマジック20が点灯 九回2死から坂本勇が同点打…十一回、石川がサヨナラ弾
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「巨人8-6DeNA」(24日、東京ドーム)
巨人が延長十一回にサヨナラ勝ち。ついに優勝マジック「20」を点灯させた。巨人のマジック点灯は優勝した2014年以来、4年ぶり。
1点を追う九回。DeNAの守護神・山崎の前に簡単に2死を取られたものの、ここから重信、阿部が粘って四球を選ぶと、坂本勇がしぶとく三遊間を破る同点タイムリーで追いついた。
さらに延長十一回。先頭の重信が右前打で出塁すると、すかさず二盗に成功。代打・石川が中越えに2ランを放った。
四回に丸21号ソロ、ゲレーロの17号2ランであっさりと逆転。1点差に迫られた六回には、丸が左翼席へ2打席連続となる22号ソロ。さらに大城のタイムリーも飛び出し、リードを広げた。
しかし、3点リードの八回にマウンドに上がった5番手の中川が大誤算。ソトに適時二塁打を浴びるなど1点差に迫られると、嶺井に左中間スタンドへ逆転アーチを献上。敗色ムードが漂ったが、九回に執念を見せ、2夜続けて足踏みの続いていたマジックをたぐり寄せた。