奥川擁する星稜か、強力打線の履正社か どちらが勝っても初優勝【決勝見どころ】
「全国高校野球選手権・決勝、履正社-星稜」(22日、甲子園球場)
いよいよ令和初の夏王者が決定する。
【履正社(大阪)-星稜(石川)】
今春のセンバツ大会1回戦で、星稜・奥川に完封負けを喫した履正社がリベンジに燃えている。打線の要となるのは、今大会全試合で先頭打者出塁を果たしている1番・桃谷惟吹外野手(3年)と高校通算48本塁打をマークする4番・井上広大外野手(3年)だ。
強力打線が持ち味の履正社に大きく立ちはだかるのは、星稜の絶対的エース・奥川恭伸投手(3年)。17日の智弁和歌山戦で自己最速の154キロをマークするなど、圧巻の投球を続けてきた。
どちらが勝っても初の日本一となる注目の一戦。履正社がリベンジを果たすか、奥川擁する星稜が守り切るか。目が離せない試合展開が予想される。