明石商“2年生コンビ”は涙みせず 来田「点は取ったる」中森「次こそ日本一」

 履正社に敗れ、がっくりと引き揚げる明石商・中森(右)=撮影・高石航平
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 「全国高校野球選手権・準決勝、履正社7-1明石商」(20日、甲子園球場)

 明石商(兵庫)は投打に圧倒され、今春のセンバツに続いてベスト4で敗れた。

 エース中森が初回に6安打を集中されて4失点。ボール先行でストライクを取りに行った甘い球を打たれ、「履正社打線を警戒しすぎて、甘い球を打たれてしまった」と振り返った。

 その裏、1番の来田が先頭打者アーチ。「中森が何とか4点で抑えたので、1点でも中森にあげたいと思った」。二回にマウンドに向かう中森に「点は取ったる。頼んだぞ」とと励ましたというが、その後は流れを奪えなかった。

 春に続き4強で敗退となったが、中森、来田ともに2年生。中森が「先輩の分も次こそは日本一になりたい」と言えば、来田も「先輩たちの粘り強い姿をずっとこの目で見てきたので、次は中森と自分で引っ張っていきたい」と決意。ともに涙は見せず、甲子園を後にした。

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