明石商・狭間監督「完敗です」春に続いて4強で涙

グラウンドを引き揚げる明石商ナイン=甲子園球場
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 「全国高校野球選手権・準決勝、履正社7-1明石商」(20日、甲子園球場)

 明石商(兵庫)は投打に圧倒され、今春のセンバツに続いてベスト4で敗れた。

 初回に先頭の桃谷にあわや先頭弾かという中越え三塁打。出鼻をくじかれた2年生エースの中森は続く池田に左前適時打され、10球で先制点を奪われた。1死後はプロ注目の井上以下に3連打。その裏に来田が中越え先頭弾で1点を返したが、この4点が最後まで重くのしかかった。

 打線も6安打で初回の1点のみ。今大会、緻密な采配でチームをけん引してきた狭間善徳監督(55)は初回4失点で接戦に持ち込めず、策も出せなかった。「完敗です」と切り出し「4点はじっくり行けば返せると思ったが、フライに打ち取られた」。キャプテンの重宮涼遊撃手(3年)も「高低の見極めができず、打ち崩せなかった」と振り返った。

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