星稜 17点大勝で奥川温存成功

 「全国高校野球選手権・準々決勝、星稜17-1仙台育英」(18日、甲子園球場)

 準々決勝4試合が行われ、星稜は奥川恭伸投手(3年)を温存した中、今井秀輔外野手(2年)が3安打で7打点の活躍。20日の準決勝は履正社-明石商、中京学院大中京-星稜の組み合わせで行われ、4校とも春夏通じて初の優勝を目指す。

 信じた仲間の奮闘が頼もしかった。星稜・奥川は一度、四回裏にブルペンで立ち投げを行ったものの登板機会はなし。「ずっとこっちの流れで試合を進められたので。いいゲームができたと思います」と笑顔を見せた。

 前日は165球の熱投。僅差であれば登板の可能性もあったが、結果的に温存に成功だ。六回に伝令でマウンドに行った時は「もっと楽に。おれは今日投げたくないぞ」と笑いを誘った。前夜の試合後には、誕生日を迎えた山下智将部長に向け、宿舎の食事会場で奥川ら選手全員で「ハッピーバースデー」の大合唱。一丸ムードは高まるばかりだ。

 「今日休ませてもらって、明日も休みなので、万全に近い状態で行けると思います」と奥川。中2日で中京学院大中京との準決勝に挑む。

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