星稜奥川の連投はあるか?18日に仙台育英と準々決勝 監督「どこまで回復できるか」
「全国高校野球選手権・準々決勝」(18日、甲子園球場)
3回戦の残り4試合が終わり、8強が出そろった。
大会を通じて最も面白いともいわれる準々決勝。注目は星稜・奥川の登板だ。この日、3回戦の智弁和歌山戦はタイブレークの死闘。奥川は165球の熱投で強力打線をわずか3安打1失点に抑え込み、23三振を奪った。酷暑の第2試合で体力の消耗は激しく、延長十一回には右ふくらはぎがつり、イニング間に治療する一幕もあった。
18日の準々決勝で対戦する仙台育英は初戦で21得点を奪うなど、智弁和歌山にも負けない強力打線。林監督は奥川の連投について「どこまで回復できるかというところ。明日の状態を見て。ベンチとしては行ってほしい」としながら、「8、9割でなければ無理はさせたくない」と慎重な姿勢もみせた。
奥川は「それは監督さんが決めることですけど、投げろと言われれば投げたいなと思います」と一任。寺沢、寺西、萩原と複数の投手も抱えており、総力戦での戦いも予想されそうだ。
18日に行われる準々決勝の組み合わせは以下の通り。
【第1試合】明石商(兵庫)-八戸学院光星(青森)
【第2試合】中京学院大中京(岐阜)-作新学院(栃木)
【第3試合】星稜(石川)-仙台育英(宮城)
【第4試合】履正社(大阪)-関東第一(東東京)