日本ハム・輝星6失点KO2軍落ち 栗山監督「真っすぐで押し切って」
「日本ハム4-9ロッテ」(14日、東京ドーム)
あまりにも苦しい62球だった。三回先頭の鈴木に中前打を浴びたところで降板した。3度目の登板となった吉田輝がプロ最短の2回0/3、自己ワースト6失点でKO。チームは8連敗となり、6月30日以来の借金生活に突入した。
初回先頭・荻野に147キロ直球を左翼席へプロ初被弾。さらに無死一塁から鈴木にも142キロ直球を右翼席へ運ばれた。二回には荻野に2打席連続となる2ランを左翼席へ放り込まれた。
初回の荻野には7球すべて直球を投げ込んだ。「荻野さんの調子が良かったので、真っすぐで抑えられれば相手の印象も変わるかなと」。勢いをつけるための直球が逆に相手を乗せた。「真っすぐで押し切れるようになってほしい」と栗山監督。試合後には2軍落ちが決まった。