大乱闘の西武-オリックス 退場の佐竹コーチに制裁金15万円 両監督にも注意
日本野球機構(NPB)は14日、13日に行われた西武-オリックス(メットライフドーム)で、西武・森脇亮介投手への暴力行為により退場処分を受けたオリックス・佐竹学コーチに「制裁金15万円」と「厳重注意」の処分を科したと発表した。
同戦ではオリックスが4死球、西武が1死球を受ける大荒れの内容。四回、2死満塁の場面で森脇が若月に死球を受けると、佐竹コーチがマウンドの森脇を両手で押し、退場となった。
警告試合となったが、オリックス・田嶋、西武・平良がそれぞれ死球を与えて退場処分を受けた。前回対戦の4日も乱闘寸前の騒動があったが、この試合は3度の乱闘騒ぎが起こる異常事態だった。
NPBは自チームの統率を欠き、試合中断を招いたとして、オリックス・西村徳文監督と西武・辻発彦監督に対し、「注意」の制裁も科した。