ヤクルト・山田哲30本塁打王手 夏男!2年連続4度目へ
「ヤクルト8-7DeNA」(13日、神宮球場)
夏はやっぱり強い。ヤクルト・山田哲が2年連続4度目の30本塁打にリーチをかけた。初回2死から上茶谷の内角直球を強振。左中間に先制の29号ソロを運んだ。
「難しい球でしたが、うまく腕をたたんで打つことができた」という技ありの一撃。「甘めを待っていたけど、振っちゃったという感じ。状態はいい」との言葉通り、7月30日以降は14戦7発の量産ぶりだ。
この日は母校・履正社が夏の甲子園2回戦で快勝。「強いね。16強は僕と同じ」と喜んだ。初戦に続いて後輩の試合日に祝砲を打ち上げてみせた。
四回にも右中間二塁打で出塁し、一挙6得点のビッグイニングを演出。連勝に貢献した。「一つでも上の順位にいけるように」。目の前の1本、1勝にこだわっていく。