激闘の甲子園 14日は習志野-鶴岡東など3試合【見どころ】

 「全国高校野球選手権大会・2回戦」(14日・甲子園球場)

 14日は2回戦3試合が行われる。各試合の見どころを紹介していく。

 【第1試合】鳴門(徳島)-仙台育英(宮城)

 鳴門は1回戦の花巻東戦で10安打10得点で快勝。四球に6犠打を効果的に絡めて得点を重ねたように、スキを逃さない攻撃が持ち味だ。先発した西野知輝投手(3年)は154球を投げて9回4失点で完投しており、力投に期待がかかる。仙台育英は1回戦で初出場の飯山を相手に24安打20得点と打線が爆発した。投手陣も4投手のリレーを展開して各投手の疲労も軽減。万全の状態で3回戦進出を狙う。

 【第2試合】習志野(千葉)-鶴岡東(山形)

 習志野は沖縄尚学を延長戦で下して2回戦進出を決めた。2番手で登板したエースの飯塚脩人投手(3年)が5回無失点8奪三振の好リリーフを見せており、さらに勝ち上がるためにも飯塚の好投は欠かせない。鶴岡東は1回戦で高松商に逆転勝ち。9安打6得点での勝利となったが、3番・山下陽生外野手(3年)と4番・大井光来捕手(3年)の2人が無安打。チーム史上初の甲子園での1大会2勝達成に向け、奮起に期待がかかる。

 【第3試合】関東第一(東東京)-熊本工(熊本)

 関東第一は自慢の強力打線が好調だ。1回戦の日本文理戦では15安打10得点で勝利。4番の平泉遼馬内野手がソロ弾を含む2安打2打点と活躍しており、その勢いを持ち込みたい。熊本工は1回戦の山梨学院戦では、タイブレーク突入かと思われた延長十二回に山口環生内野手(3年)のサヨナラ弾で2回戦進出を決めた。投手陣は2投手の継投で11安打を浴びながらも2失点。ミスのない守りから勝機をつかみにいく。

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