巨人・ゲレーロ2戦連発!鬼門マツダでの連敗5で止めた!2位DeNAと3差

 「広島7-8巨人」(12日、マツダスタジアム)

 巨人は、じわじわ追い詰められながらもどうにか逃げ切った。広島打線に自軍を上回られる13安打を浴びながらも薄氷を踏む1点差の勝利。鬼門マツダでの連敗を5で止め、当地で3月31日以来の勝利だ。原監督は「皆さん面白かった?俺は面白くないよ。厳しいゲームだけど、勝利したのが大きい。それ以上でもそれ以下でもない」と心地いい疲労感に浸った。

 マツダでは何点あっても足りないとばかりに打線が打ち続けた。中でも絶好調助っ人ゲレーロがこの日も活躍。初回2死満塁は押し出し死球で先制点をもぎ取った。3点リードの三回1死一塁はアドゥワの内角スライダーを叩き、左翼上段へ2戦連発。「ゲーム差が縮まってきているから100%の状態で打席に立つことを心がけたよ」。4戦5発の助っ人は勝利に安どした。

 1点差に迫られた六回には坂本勇が犠飛。八回も坂本勇の右前適時打で突き放した。「何点が安全なのか分かりづらいね」と原監督も息を吐いた。

 中川がコンディション不良でベンチ登録を外れた中、8人の投手リレーで広島打線をかわした。苦しみながらも価値ある勝利で2位DeNAに3差をつけた。「この先、戦いはまだまだ続くよ」と手綱を締めた指揮官。5年ぶりのVへ一歩前進する1勝となった。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

野球最新ニュース

もっとみる

    スコア速報

    主要ニュース

    ランキング(野球)

    話題の写真ランキング

    写真

    デイリーおすすめアイテム

    リアルタイムランキング

    注目トピックス