中日・ドラ2梅津 病の母に届けるプロ初星 6回1失点7K

 「中日5-1阪神」(12日、ナゴヤドーム)

 プロ初登板初先発の中日ドラフト2位・梅津(東洋大)が6回1失点の好投。「先輩たちとファンの方の温かい応援に助けられながら投げることができました」とプロ初白星の味をかみ締めた。

 許した失点は緊張でガチガチだった初回の1点だけ。以降は圧巻だった。最速151キロの直球を軸にテンポよく投げ込んでいく。2回の先頭・大山から4者連続を含む7奪三振。完全に虎を手玉に取った。

 7月のフレッシュ球宴で優秀選手賞を獲得し、実家に帰省した際には母・明美さんから「よかったね」と声をかけられた。昨年10月に脳出血で倒れ、現在は自宅療養中。まだうまく話せない母が必死に絞り出した言葉に「少し報われた気がしました」と励みにし、最高の雄姿をテレビ越しに届けた。

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