大船渡・佐々木からの頭部死球をプラスに 作新学院“超積極男”の福田が決勝ホーム

延長10回作新学院無死一塁、一塁走者・福田(右)は二盗を決める=甲子園(撮影・高石航平)
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 「全国高校野球選手権・2回戦、作新学院5-3筑陽学園」(11日、甲子園球場)

 作新学院(栃木)が延長戦を制し、優勝した2016年以来の夏初戦突破を果たした。チャンスメーカーは超積極的男、1番・福田真夢外野手(3年)だ。延長十回、先頭で打席に入り左前打で出塁して二盗、三盗。中島義明内野手(3年)の中前適時打で決勝のホームを踏んだ。

 5打数3安打3盗塁で3得点の福田は「二盗は単独、三盗はエンドランのサインだった。イチかバチかだったがスタートを切った」と好判断。普段から走塁練習には力を入れ「長打はないが、コツコツと出塁して足でかき回す1番打者になりたい」と胸を張る。

 3月には大船渡との練習試合で163キロ右腕・佐々木朗希投手(3年)から頭部死球を受けた。幸い本人は無事だったが、ヘルメットの側頭部は破壊された。「怖いというより、気付いたら目の前にボールが来ていた」と剛速球を振り返った。「あのスピードを受けると、他の投手には踏み込みやすくなった」とプラスに捉えているという。

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