巨人・原監督 逃げ切り失敗「負けなかったのは評価」

 「中日3-3巨人」(8日、ナゴヤドーム)

 巨人は負けはしなかったが、継投策が決まらず、逃げ切ることはできなかった。今季2度目の引き分けで6カード連続勝ち越しなしも、原監督は「願わくばはあるけど、みんながパーフェクトというわけにはいかない」と、必死に前を向いた。

 7回1失点と好投した菅野に代え、八回に中川に託したが誤算だった。2死一、三塁。アルモンテに左中間フェンス直撃の二塁打を浴び2者が生還。相手打線との兼ね合いで15セーブの左腕中川を投入も3安打と乱れた。

 六回以降は打線も無安打と沈黙し課題も残った。それでも中川降板後は鍵谷、デラロサ、高木、沢村とつなぎしのいで引き分けに持ち込んだ。「なんでもプラスに考えていかないと、暑さに負けてしまう」。3チームが1・5差にひしめく大混戦。「9連戦頑張ります」と先発陣のやり繰りに苦しむ中、前を向いた原監督。勝負の後半戦を制するために下を向いてる暇はない。

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