ヤクルト・村上23号 2戦連発「勝ちに貢献するだけ」

 「ヤクルト7-2中日」(4日、神宮球場)

 猛打の夏だ。ヤクルトの村上が2試合連続本塁打となる23号ソロを4-1の三回に放った。初球を振り抜いて右翼席に運び、ほぼ満員に埋め尽くされた観客席から盛大な拍手喝采を受け「甘い球だったが、しっかりと自分のスイングでいい角度で上がってくれた」と誇らしげだった。

 7月は1本塁打に終わったが、今月に入って4試合で3ホームラン。打点も73でトップと2点差につける。すでに王貞治(巨人)が高卒2年目に記録した71打点、松井秀喜(巨人)の20本塁打を超える数字をたたき出している。19歳とは思えない風格を漂わせるスラッガーは「しっかり一打席一打席、集中して入れている。もっと打てるように頑張りたい」とはつらつと言った。

 チームは最下位に沈んでいる。手が届きそうな個人タイトルなどに目がいきそうだが「やることは一緒。チームの勝ちに貢献する、それだけ」と表情を引き締めた。

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