原巨人 4カード連続負け越し 2日から3・5差の2位DeNAと直接対決へ
「巨人2-8広島」(1日、東京ドーム)
巨人は終盤にリリーフ陣が打ち込まれ、15被安打8失点と広島に大敗した。8月黒星発進となった原監督は「後半の野球という点では、そう言われても仕方がない。ただ、終わったことをグジグジ言っても仕方がない」と言い放った。
七回、バント処理のミスから無死一、二塁とピンチを広げると、先発・メルセデスが代打・磯村にバスターエンドランを決められ、左前適時打で勝ち越された。続く西川の打席で左腕・高木を投入したが、三塁前にバントを決められなおも満塁と傷口を広げた。
さらに沢村をマウンドに送り込んだが、菊池涼に左前適時打、鈴木にも中前2点打を浴びて計4失点。守備のミスも大量失点の引き金になる悪循環に「ミスが続くと点を取られる。もう一度、気を引き締めていく」と元木内野守備兼打撃コーチは手綱を締めた。
これで4カード連続負け越しと、後半戦に入り失速している原巨人。2日からは3・5ゲーム差の2位・DeNAとの直接対決。5年ぶりのV奪回へ、正念場を迎えた。