巨人・高橋2軍落ち プロ最短2回1/3を3失点KO「力あるボールいっていない」

 「巨人2-3広島」(31日、東京ドーム)

 巨人・高橋が初回先頭打者からの2者連続被弾に泣いた。7月7日以来の先発はプロ最短となる2回1/3を3失点KO。「コースに投げきれていない。力のあるボールがいっていない」と唇をかんだ。5月6日に3勝目を挙げてから勝ち星から遠ざかるルーキー左腕は試合後、2軍落ちが決まった。

 前日の広島戦で原監督が通算1000勝を達成。試合前には表彰式が行われ、祝福ムードに包まれた直後だった。先頭西川に右越えへ、続く菊池涼に左越えソロ。制球に苦しむ左腕は三回1死後、連続四球。鈴木に左前適時打を浴び降板した。

 再びDeNAとは3・5差。貴重な先発左腕としての一本立ちを期待する原監督は「ボールそのものはよくなっているけど、ストライクを投げる勇気がなければ抑える確率は下がる」と奮起を促した。

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