「ロッテ４－１オリックス」（３０日、ＺＯＺＯマリンスタジアム）

　オリックスは初回に先頭の福田が四球のあと、２番・小島はカウント３－１からの５球目のボール球をファウル。フルカウントからの岩下のフォークを空振り三振で福田は盗塁死の三振ゲッツー。制球に苦しむ岩下を助けるこのファウルが響き、１安打のみに終わった。

　西村監督は「福岡でのゲームとまったく同じ入り。ランナー一塁で三振ゲッツー。そこがすべてだった。ボール球なんでそこをなんとかしていかないと。初回からいきなり流れを向こうに渡してしまっている。（安達の）内野安打の１本だけ。野手陣はなんとかしないと」と苦い顔で振り返った。

　２８日のソフトバンク戦（ヤフオクドーム）でも初回に福田が四球のあと、大城がバントで送れず、ヒッティングに変えたが三振ゲッツー。そのまま敗戦となった。

　２試合連続で絶好機をミスで逃した。先発の田嶋は苦しみながらも５回２失点と試合を作っただけにもったいない敗戦となった。

　これで今季５０敗目。借金は２桁に逆戻りし３位・西武まで６・５ゲーム差となった。