履正社・清水の快投で4強「まだ優勝したわけではない」
3枚
「高校野球大阪大会・準々決勝、履正社2-0桜宮」(26日、南港中央球場)
履正社が4年連続での4強進出を決めた。打線が苦しんだ中、エースの清水大成投手(3年)が、3安打完封で勝利に貢献した。
「まだ優勝したわけではないんで、ここで満足せずあと2試合チーム全員で勝っていければと思います」
清水にとっては初の南港球場での登板ということで「最初は変化球も落ちてくれなかった」と振り返ったが、低めに伸びた直球を軸に安定したピッチングを披露。結果的に9回で92球を投げ、3安打無四球で11奪三振という快投で、かつて桜宮でコーチ経験もあった岡田龍生監督(58)は「さすがエースという内容。履正社の『1番』という投球でした」と絶賛した。
打っては、四回に瀬藤から4番の井上広大外野手(3年)が自身通算44本目となる先制のソロ弾を放った。投打の軸の活躍で勝利をつかみ、優勝に向けて突き進んでいく。