大船渡・佐々木、初回から157キロ 5回まで無失点8K 決勝へ4点リード

一関工戦に先発した大船渡・佐々木朗希=岩手県営球場(撮影・堀内翔)
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 「高校野球岩手大会・準決勝、一関工-大船渡」(24日、岩手県営球場)

 大船渡・佐々木朗希投手(3年)が、決勝進出をかけた一戦に「4番・投手」で出場した。

 一関工はノーシードながら3回戦で優勝候補・盛岡大付を撃破。勢いに乗る相手に対し、佐々木は初回、先頭打者を147キロ直球で見逃し三振。2番には153キロを計測したが、四球を与えた。二盗で1死二塁となったが、3番に四球を与えた際に三盗を阻止。2死一塁から二盗を許したが、4番を157キロの直球で見逃し三振に仕留め、ピンチを切り抜けた。

 二回に初安打を許したが、後続を斬り、無失点。三回は2者連続三振を含む、3者凡退。力みを押さえ、ばらついていた制球も徐々に落ち着きを取り戻した。四回、五回もテンポ良くアウトを重ね、無失点。

 打線は一回、1死二、三塁の好機で4番・佐々木が二塁への適時内野安打で先制。さらに適時失策で2点目を奪った。二回にも1点を追加。三回にも1点を加え、4点のリードを奪った。

 佐々木は21日の4回戦で延長12回194球を投げ抜き、準々決勝は出場せず。中2日でマウンドに上がった。

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