大船渡 160キロ右腕“温存”で4強入り 国保監督「あるかなと思っていたが…」

 延長11回、決勝点が入り喜び合う大船渡・佐々木(左)と国保監督=岩手県営球場(撮影・堀内翔)
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 「高校野球岩手大会・準々決勝、大船渡6-4久慈」(22日、岩手県営球場)

 高校公式戦史上最速タイの160キロをマークした佐々木朗希投手(3年)擁する大船渡が延長十一回、久慈に競り勝ち、準決勝に進出した。前日の4回戦・盛岡四戦で延長12回194球を完投した佐々木は今大会初めて先発を回避し、最後まで出場することはなかった。

 前日、球数が200球近くに及んだ佐々木について、国保陽平監督(32)は「思ったよりいいです」と状態を説明した。出場がなかったことは「あるかなとも思っていたが、大和田、和田の方が休まって強い球がいっていたので」と佐々木以外の投手陣の調子がよかったため、結果的に“温存”することができた。

 負けたら終わりの夏の大会、延長戦という白熱した戦いの中でエースが投げずに準決勝に進出した。甲子園まであと2勝。大黒柱の佐々木を中心に大船渡が、聖地を目指す。

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