大船渡 準決勝は一関工と対戦 中2日となる佐々木の回復具合がカギ

 「高校野球岩手大会・準々決勝、大船渡6-4久慈」(22日、岩手県営球場)

 高校公式戦史上最速タイの160キロをマークした佐々木朗希投手(3年)擁する大船渡が延長十一回、久慈に競り勝ち、準決勝に進出した。前日の4回戦・盛岡四戦で延長12回194球を完投した佐々木は今大会初めて先発を回避し、ベンチスタート。最後まで登板することなく温存した。

 「エースで4番」の大黒柱・佐々木、前戦で負傷交代した「3番・一塁」の今野がスタメンを外れた大船渡が延長戦を制し、ベスト4に駒を進めた。準決勝はこの日と同じ県営球場で、24日12時30分開始予定。

 対戦相手は準々決勝で盛岡三との接戦を4-3で制した一関工。18日の3回戦では優勝候補に数えられていた盛岡大付に4-3で競り勝っており、勢いに乗る。この日の登板回避で中2日となる佐々木の回復具合がカギを握りそうだ。

 佐々木は今大会4試合中3試合、計20イニング登板。打者72人に対し、306球。7安打2失点、36奪三振となっている。

 準決勝もう1試合は花巻東と黒沢尻工によって争われる。

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