大船渡・佐々木、今大会初の安打許す ピンチ切り抜けた、最速156キロ

2回、連打を浴びて汗を拭う大船渡・佐々木朗希=岩手県営野球場
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 「高校野球岩手大会・4回戦、大船渡-盛岡四」(21日、岩手県営球場)

 最速163キロ右腕の大船渡・佐々木朗希投手(3年)が「4番・投手」として3試合連続で先発のマウンドに立つ。相手の盛岡四は今春の岩手大会で準優勝。初のシード校との激突で、二回に今大会初安打を許した。

 佐々木は初回から150キロ台を連発。二飛、空振り三振、二ゴロで終えた。初回の最速は154キロ。150キロ台の表示が出るたびに、かつて花巻東時代の菊池雄星や大谷翔平が登板した岩手県営球場でどよめきが起こった。

 しかし二回、先頭の4番・畠山に変化球を合わせられ、二遊間を抜ける安打に。今大会3試合目で初めて安打を許した。続く黒渕も中前打で無死一、二塁とピンチを迎えたが、ここから本領発揮。一飛、153キロ直球での空振り三振、二飛で切り抜けた。この回は最速156キロを出した。

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