大船渡・佐々木、初回から150キロ台連発!スタンドからどよめき
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「高校野球岩手大会・4回戦、大船渡-盛岡四」(21日、岩手県営球場)
最速163キロ右腕の大船渡・佐々木朗希投手(3年)が「4番・投手」として3試合連続で先発のマウンドに立つ。相手の盛岡四は今春の岩手大会で準優勝。初のシード校との激突で初回を三者凡退に仕留めた。
佐々木は初回から150キロ台を連発。二飛、空振り三振、二ゴロで終えた。初回の最速は154キロ。150キロ台の表示が出るたびに、かつて花巻東時代の菊池雄星や大谷翔平が登板した岩手県営球場でどよめきが起こった。
注目の一戦に早朝から、“佐々木フィーバー”が始まっている。大船渡の登場する第2試合は午後0時30分開始予定ながら、早々と行列。午前6時の時点で一、三塁側の球場外周に約220人が並び、阪神・葛西スカウトら、各球団のスカウト陣の姿もあった。
敷地への入場門は午前4時に開いた。その時点で約30台の車があり、午前7時15分には3つの駐車場がすべて満車。午前7時にチケット販売開始とともに開門され、500人強が入場した。