巨人逆転負け…M最短点灯23日に延びた… 継投裏目、マシソン初失点
「広島7-6巨人」(19日、マツダスタジアム)
難敵に屈した。継投策が裏目に出て逆転負け。巨人・原監督は「点の取られ方、形として、なかなか(広島の)勢いを止められなかった」と悔しさをにじませた。
6-4の八回から3番手でマウンドに上がったマシソンが誤算だった。先頭の鈴木、松山に連打を浴びて簡単に1失点。さらに1死三塁から会沢に右越えに逆転2ランを浴びた。マシソンは今季登板11試合目で初失点。完全に広島の勢いにのみ込まれた。宮本投手総合コーチは「野手に申し訳ない」と厳しい表情だ。
ここまで広島相手に苦戦。リーグで唯一、4勝7敗(1分)と負け越している数字が物語る。指揮官は「広島の粘り?今日に関してはそう。向こうも必死。こっちも必死にやっている結果」と受け止めた上で前を向いた。
優勝マジックの最短点灯は23日に延びた。とはいえ、2位・DeNAとは9ゲーム差。首位を独走していることに変わりはない。広島への苦手意識は早めに払しょくしておきたい。