巨人・坂本勇 1試合2発!今季4度目 リーグトップの28号弾

 「ヤクルト5-4巨人」(17日、神宮球場)

 敗戦の瞬間をネクストバッターズサークルで迎えた巨人・坂本勇人内野手は険しい表情を崩さず、神宮の三塁ファウルゾーンを進んだ。今季4度目の1試合2発。本塁打と打点でリーグトップに躍り出たものの、1点差での惜敗。「負けたので、あさって頑張ります」と前だけを見据え、クラブハウスへと引き揚げた。

 0-1の四回に「完璧でした」と自賛の27号ソロを右中間席へ。1-5の六回は無死二塁から、今度は左中間席へ28号2ランを放った。先発2番での本塁打は22本。02年の二岡を抜き球団最多となった。「それはまあ、いいかな」と意に介さなかったが、原監督の描く超強力打線の旗印として“最強2番”の数字を打ち立てた。

 連勝は「5」で止まり、最短での優勝マジック点灯は20日にのびたが、絶対的有利な状況に変わりはない。原監督は「粘り強く戦った」と食らいついたナインに目を細め、背番号6の姿には「見事ですよ」と賛辞を送った。移動日を挟み、19日からは敵地での広島戦。2冠の主将を中心に、仕切り直す。

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