龍谷大平安がサヨナラ勝ちの辛勝 原田監督「何回もまずいなと思った」

厳しい戦況を見守る龍谷大平安ベンチ(撮影・永井優花)
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 「高校野球京都大会・4回戦、龍谷大平安6-5西城陽」(17日、わかさスタジアム)

 甲子園常連校の龍谷大平安が苦戦した。

 原田英彦監督(59)は「何回も“ああ、これはまずいな”と思いました」と振り返った。

 3点を追いかける展開。六回途中から3番手で登板したエース・野沢秀伍投手(3年)は「負けてる場面での登板は、正直苦しかった。ここはもう絶対に点は与えないという気持ちで抑えました」と力投を続け、味方の反撃を待った。

 六回に一点差に追いつき、迎えた最終回。1死二塁の場面で、主将・水谷祥平外野手(3年)の意地の適時打で同点とすると、延長十回に長畑海飛外野手(2年)が左前打を放ち、サヨナラ勝ちをおさめた。

 劇的な勝利にも、主将は「自分がもっと先頭きってやらないとだめです」と厳しいコメント。2年連続甲子園出場へ、再度気を引き締めた。

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