巨人山口俊が10勝一番乗り 2カ月負け知らず「チームのために1勝でも多く」
「ヤクルト3-6巨人」(16日、神宮球場)
巨人・山口俊投手が、6回2/3を7安打3失点の力投で両リーグ一番乗りの10勝目を飾った。
自身のスクイズも含め、二回までに3点をリード。だが、三回に4安打を集中されて同点とされた。苦しいマウンドとなったが、「バックが盛り上げてくれて、何とか最少失点でいけたと思います」。5月12日から2カ月負け知らずの右腕は、四回以降しっかりリードを守った。
先発として安定感を発揮していることに「自分自身、波はありますが、最低限試合は作れているかなと思います」と淡々。自身16年以来3年ぶりの10勝にも「そんなに意識はしてないが、チームのために1勝でも多くできるよう頑張ります」と感情を高ぶらせることなく、ファンの声援に高々と手を上げた。