ヤクルト・山田哲のバースデーアーチは幻に…リプレー検証で判定が覆る

5回ヤクルト無死、ヤクルト・山田哲人の右翼ポール際の打球が本塁打の判定。左はファールをアピールする巨人・若林晃弘=神宮(撮影・金田祐二)
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 「ヤクルト-巨人」(16日、神宮球場)

 ヤクルト・山田哲のバースデーアーチがリプレー検証の末に幻となった。

 3-4の五回。先頭で打席に立ち、山口俊の直球を右翼ポール際に運んだ。本塁打と判定され、山田哲は大歓声の中、ベースを1周。生還し、一塁ベンチで出迎えを受けた後、審判団が協議し、リプレー検証に入った。結果、判定はファウルに覆り、球場はG党の歓声と燕党のため息が入り交じった。

 打ち直しとなった山田哲はその後、三塁線へ鋭いライナーを放ったが、三塁・ビヤヌエバに好捕され三直に倒れた。山田哲はこの日が27歳の誕生日。第1打席に入った際にはバースデーソングで祝福された。三回の第2打席では左中間への二塁打を放っている。

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