DeNA・筒香 プロ初2番機能も黒星発進 阪神も負けて2位タイのまま
「DeNA5-8広島」(15日、横浜スタジアム)
DeNAの新オーダーが白星につながることはなかった。後半戦初戦を勝利で飾れず、広島の連敗をストップさせた。ラミレス監督は「もちろん勝ちたかったですが、初回の4点、三回の2点が重かった」と振り返った。
得点圏打率が上がってこない筒香を初めて2番で起用。出塁率の高さを生かしつつ、4番の重責から一度解放させるのが狙いだった。結果は1安打3出塁。期待通りの働きだが、指揮官は打席の内容に注目した。
「見ている限り、今年一番状態がいいのかなというくらい。ここ(絞ったゾーン)に来れば必ず結果を出せる、そういう雰囲気を感じました。こういう形で打席に入っていれば、すぐに打ち出すんじゃないかなと思いますね」
ストライクに対して積極的にバットを出していき、際どい球をしっかりと見極めた。筒香は「バッティングはすごくいい。フォアボールの内容も違いますし、状態はすごくいい」と手応えを示した。野球人生初の2番に座ったが「何も変わることなく」と自分のスタイルを貫いた。
阪神が負けて順位は2位タイのまま。ラミレス監督は、16日も1番から4番をこの日と同じ打順で臨むことを明言した。