巨人原監督「リリーフ陣がよく投げた」延長の“呪縛”解き、最短18日にマジック点灯
「ヤクルト4-7巨人」(15日、長野オリンピックスタジアム)
巨人が延長十一回の熱戦を制し、4連勝を飾った。貯金は今季最多の18。2位DeNA、阪神ともに敗れたため、その差は10・5と開いた。最短で18日にマジックが点灯する。
十一回に立岡の安打から敵失が重なり、勝ち越し。さらに亀井の2ランでトドメを刺した。
だが、勝利の立役者はリリーフ陣だろう。先発桜井の後を継いだ鍵谷、田口、新助っ人のデラロサ、大竹、沢村、マシソン、中川が無失点リリーフ。原監督も「プレッシャーがかかるなか、リリーフ陣がよく投げた」と評価した。
ブルペンが整備された影響もあって、チームは延長戦は17年9月5日の中日戦での勝利以来、15戦ぶりの白星。接戦での強さが身につき、“呪縛”からも解放された。
後半戦にはずみがつく白星。「粘ったなかで、ベンチ入りのほとんどの選手も用意して勝ったのは大きい」。5年ぶりの優勝へ、勢いはさらに加速してきた。