「巨人４－６ＤｅＮＡ」（７日、東京ドーム）

　巨人は九回、一発が出ればサヨナラという局面まで作ったが届かず、連勝は７で止まった。交流戦明けは初の敗戦。原監督は「２アウトからもう一人、というところが。何とか！というところでね」と失点した中継ぎ陣に注文をつけた。

　２点リードの五回は野上が２死二、三塁から同点打を浴び、１点リードの六回は鍬原が２死無走者から４点を失った。三回途中で先発・高橋をあきらめ、継投で勝機を探った指揮官。最後のひと山を乗り越える強さを求めた。

　連勝は止まっても首位の座に揺るぎはない。８日から敵地・甲子園で阪神と前半戦最後の３連戦。「しんどいところかもしれないけど、一人一人が自分のケツを叩きながら、戦っていきたい」。鋭い眼光で次戦への決意を示した。