日本ハム 二回イッキ8連打8得点!先発全員18安打快勝

 「日本ハム9-1西武」(2日、札幌ドーム)

 日本ハムが怒濤(どとう)の8連続長短打で一挙8点を先制し、試合を決めた。0-0の二回。先頭・中田の左前打を皮切りに見せた集中攻撃。連敗は「6」で止まり、栗山監督は「よくつないでくれた」と一安心。勝率を5割に戻し、札幌ドームに笑顔の花を咲かせた。

 目の覚めるようなビッグイニングだった。主将を一塁に置き、王柏融も中前打。無死一、二塁と好機は広がり、渡辺の左翼線を破る適時二塁打でスコアボードに「1」を刻んだ。宇佐見も移籍後初安打&初打点となる右越え適時二塁打で続く。

 勢いは止まらず、清水、石井、西川、杉谷も快音を響かせた。1イニング連続安打記録は10年6月7日にロッテとオリックスがマークした「10」。新記録に迫る猛攻で、高橋光をマウンドから引きずり下ろした。

 計18安打を放った攻撃陣の中で、お立ち台に上がったヒーローは巨人からトレードで移籍してきた宇佐見。「素直にうれしかったというのはありましたね」。三回、四回と快音を響かせ、プロ初の猛打賞を記録した。

 大田が上半身のコンディション不良で2試合連続欠場となる中、全員一丸でカバー。中田は「ファイターズらしい点の取り方だった」と胸を張った。暗いトンネルから抜けだし、ようやく息を吹き返した。

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