佐々木擁する大船渡、初戦は遠野緑峰と ノーシードから35年ぶり甲子園目指す

 第101回全国高校野球選手権岩手大会の組み合わせ抽選会が26日、岩手・盛岡市内で行われた。今秋ドラフトの目玉で最速163キロ右腕の佐々木朗希投手(3年)擁する大船渡の初戦は15日に2回戦で遠野緑峰と花巻球場で対戦することが決定。今春の岩手大会で初戦敗退となったことで、ノーシードから35年ぶりの甲子園切符を目指す。

 高校最後の春季大会となった釜石戦では、登板することなくサヨナラ負けを喫した。強豪校との対戦を狙っていた春季東北大会出場も、今夏の岩手大会でのシード権獲得もかなわず。春先から「私立に行って甲子園に行くことよりも、大船渡高校でこの仲間と甲子園に」という最大の目標には6勝が必要となった。

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