巨人“MO”爆で首位に0・5差!今季3度目アベック弾 11安打8得点快勝
「交流戦、日本ハム5-8巨人」(15日、札幌ドーム)
巨人強力打線が北の大地で活発に得点を重ねた。五回まで毎回得点で、2桁11安打8点を奪って快勝。首位広島に0・5差に肉薄だ。
新加入の丸佳浩外野手が日本ハムを意気消沈させる一撃で存在感を見せつけた。二回。2死から坂本勇が右中間二塁打で出塁し、迎えた打席。2ボールからの3球目だった。ストライクが来ると読み、迷いなく振り抜いた。打球は右翼席中段まで届く10号2ランとなった。
「手応えは久々によかった。1球目のストライクをしっかり前に飛ばすことができたのでよかった」と笑顔。原監督も「2アウトから勇人、丸でああいう点の取り方は非常にダメージがある」と絶賛。これで広島時代の13年から7年連続2桁本塁打となり、勝利を引き寄せた。
前夜は3点リードを守れず逆転負け。この日は金子を三回途中6失点KO後も、前夜のうっ憤を晴らすかのごとく打ち続けた。四回には岡本が右翼ポール際へ12号ソロ。今季3度目のMOアベック弾で花を添えた。
この日は連戦の疲労面を考慮し、試合前の打撃全体練習を取りやめて臨んだ。その効果もあってか丸、岡本、大城、阿部の3~6番で計6打点。「昨日は嫌な負け方だったけど、しっかり切り替えることができた」と丸。3戦目はエース菅野を立て、交流戦4カード連続勝ち越しを狙う。