日本ハム吉田輝星プロ初勝利「やってきたことを全部出そうと」【お立ち台】
「交流戦、日本ハム2-1広島」(12日、札幌ドーム)
日本ハムのドラフト1位・吉田輝星投手(18)=金足農=がプロ初登板初先発で、5回を4安打1失点。デビュー戦をプロ初勝利で飾った。高卒新人の初登板初勝利は2015年の楽天・安楽智大以来、19人目。
お立ち台のやり取りは以下の通り。
-ナイスピッチングでした。
「ありがとうございます」
-本拠地札幌ドームでの登板。きょう初めてかなえて、初めて白星もつかんだ。まず今の感想は。
「率直に、うれしいです」
-札幌ドームでのお立ち台。立った感想はどうか。
「本当に自分だけの力じゃ勝てなかったのに、自分が立たせてもらって、すごいうれしいです」
-たくさんのファンの声援は聞こえていたか。
「すごい応援の声がたくさん聞こえてきたので、すごい力になりました」
-1軍デビュー登板が決まって、どういうふうにこの日を迎えたか。
「いつも以上にしっかりこの日に向けて準備をして、あとは試合に入ったら平常心で。自分のやってきたことを全部出そうと思ってました」
-マウンドに上がっての感触、景色、どう感じていたか。
「やっぱ1軍のマウンドは違うな、と思いながらも、初回と二回はギリギリ抑えられたので、すごい楽しみながらマウンドに上がれたと思います」
-先頭長野にヒットを打たれて始まって、満塁のピンチもあった。その後、2人を抑えた。特に西川にはすべてストレートで三振。
「あのときはやっぱり、もうストレートで押していって、打たれたらそこまで、しようがないっていう気持ちだったので。あそこでしっかり打ち取れてよかったです」
-先輩野手陣の援護点もあった。
「ほんと、初回から取ってもらって。同点に追い付かれた次の回にしっかり取ってもらったんで、すごい投げやすかったです」
-1点リードのまま、三回は3、4、5番を三者凡退。
「あそこがやっぱ一番、気持ちを入れて頑張りました」
-六回以降、先輩ブルペン陣が頑張ってくれた。
「ヒットも全然打たれずに完璧に抑えてくれたんで、やっぱりすごいなと思いました」
-九回を終わって、プロ入り初勝利が決まった瞬間は。
「あんまり実感はなかったんですけど、勝てたということにすごい喜びを感じて、やっぱ、うれしかったです」
-持ち味はストレート。どうだったか。
「きょうはしっかり力が抜けていいボールがいってたんで。空振りとかファウルもしっかり取れたので。きょうのボールはよかったと思います」
ウイニングボールは。
「もらいました」
-見せてもらえますか(ファンから拍手)
-あらためて持ってみてどうか。
「本当に大切な1球になりました」
-このボールはどうするのか。
「両親にプレゼントしたいと思います」
-両親にメッセージを。
「本当に今まで、自分、ここまで来られたのも両親おかげだと思っているので。やっと1軍の舞台に立てたので、これからもしっかり今までいろいろやってきてもらった分、返せるように頑張っていきたいと思います」
-チームは2連勝。5カード連続で勝ち越しを決めた。
「ファンの皆さまの期待に応えられるように、全力でゲームをしていきたいと思っています」