日本ハム・上沢 コイ斬り!7回2失点で5勝目 12日登板の輝星にバトン繋ぐ
「交流戦、日本ハム5-4広島」(11日、札幌ドーム)
本調子とは言えなかったが、6連戦の初戦を託された先発の軸としての責任は果たした。日本ハム・上沢は7回を2失点(自責点1)にまとめて5勝目を挙げ「何とか(七回まで)投げ切れて良かった」と息をついた。
一回に広島・鈴木の二塁打で1点を先制され、逆転してもらった直後の二回にも磯村に適時二塁打を浴びた。不安定な立ち上がりでも「途中でなんとなくフォームをつかんだ」と中盤から立て直し、きっちりとリードを守って救援につないだ。
セ・リーグ首位の広島との3連戦初戦を制し、12日にプロ初登板に臨む吉田輝にバトンを渡した。黄金ルーキーには「結果は気にしないで、自分のボールを投げることに集中してほしい」とエールを送った。