ヤクルト屈辱サヨナラ負け 村上、山田哲の一発も5点リード守れず

 「交流戦、日本ハム7-6ヤクルト」(4日、札幌ドーム)

 また奈落に突き落とされた。ヤクルトは、連敗を16で止めて迎えた交流戦初戦で、5点リードを守れずサヨナラ負け。小川監督は「やっぱり取った後に取られては、主導権は握れないまま試合が進んでしまった」と肩を落とした。

 村上、山田哲の一発などで先行した好ムードを、古巣相手に先発した高梨が壊した。制球が定まらず、援護をもらった四回に4安打を浴びて3点を献上。5月26日の中日戦でも4点リードを逆転されただけに、この回で降板を告げられた。

 連敗中と同様、先発が踏ん張れない。「修正できなかった」とうなだれる高梨に、田畑投手コーチは「ボールを扱いきれない。同じ失敗を繰り返すね」と厳しく指摘した。問題が解決されなければ、逆襲への道は遠い。

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