巨人・原監督 痛恨のサヨナラ負け 延長14戦連続勝ちなし

 「阪神8-4巨人」(29日、甲子園球場)

 巨人は持ちこたえてきた継投も最後の十二回に力尽きた。1死満塁。8人目の池田が代打高山にカットボールを右翼ポール際へ運ばれた。サヨナラ負けで阪神と入れ替わり3位に転落。原監督は「粘って、粘ってたけどねえ。ちょっと池田には荷が重かったかな」。今季初登板左腕を必死にかばった。

 終盤、追いつかれると勝ちきれないのが今季の巨人。八回。沢村がマルテに左翼ポール際へ2ランを被弾し同点。九、十回と救援陣で一番信頼される中川が、今季2度目の回またぎで2回無失点に。十一回は無死満塁から登板した高木が気合の3人斬りで抑えたが、最後の最後で手薄な救援陣のもろさがでた。

 延長戦は17年9月から14戦連続勝ち星なし。昨年7月から続いていた甲子園での阪神戦連勝は9でストップしたが原監督は「結果は逆にいきましたけど、それぞれ一人一人が肥やしになるゲーム」。伝統の一戦でのしびれる経験を成長への糧にすることを願った。

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