巨人・岡本 目覚めた!逆転3ラン 広島12連勝を阻止 阪神3連戦も打つ!

 「巨人5-4広島」(26日、東京ドーム)

 目覚めた巨人・岡本が対広島5連敗ストップの立役者となった。12試合ぶりの本塁打が貴重な3ラン。激走で決勝のホームを踏み、ライバルの12連勝を阻止した。「いつもやられっぱなしではダメですし、今日はなんとか勝ててよかった」。不振に苦しんでいた主砲は、安ど感をにじませながら振り返った。

 まずは打撃で先制された流れを止めた。初回1死一、二塁。アドゥワのスライダーをフルスイングした打球は左翼席中段へ。「完璧というか、いい感じ」。12打席ぶりの安打とともに12試合ぶりの一発。「一周、回るのも気持ちいい」とほおを緩ませた。この日の打撃練習中、原監督に打撃フォームのアドバイスを受けた。ノーステップ打法に取り組むなど、必死の姿勢が結果につながった。

 足でも勝利に貢献した。八回、左前打で出塁。その後、三進すると1死満塁から重信の浅い中飛で思いきってスタートした。96キロの巨漢を揺すりながら全力疾走。捕手会沢のタッチに上体を反らしてセーフとなった。リプレー検証となったものの「重信さんがすごいかえりやすい外野フライを打ってくれたんで、楽々かえれました」と笑いを誘った。原監督も「決して足は速くないけど、柔らかさ、センスを感じたね。あのスライディングは」と褒めちぎった。

 復活した主砲は次戦28日の阪神3連戦も打つと宣言。「しっかり勝って交流戦を迎えたい」と先を見据えた。

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