楽天・岸 エースの貫禄7回1失点も実らず…敗戦に悔しむ
「楽天1-4オリックス」(25日、楽天生命パーク宮城)
エースの貫禄は見せたものの、チームの敗戦に悔しさをにじませた。左太もも裏を痛めていた楽天・岸が、開幕投手を務めた3月29日・ロッテ戦(ZOZO)以来の1軍マウンド。初回2死二塁の危機を切り抜けると、期待通りの投球を展開した。
「これだけのお客さんの前で投げられるのは、すごくうれしいと思った」。1点リードの六回2死一塁では吉田正をチェンジアップで空振り三振に斬り、その満場のファンから大声援を浴びていた。
だが、七回にロメロに痛恨の同点ソロを浴び7回1失点。「疲れました。終わってからドッと来た」と岸。チームにとっては大きいエース復帰となったが「負けてしまっては意味がない」と悔しさをにじませ、右腕は敗戦の責を負った。