ドラ1上茶谷が魂の2勝目!DeNA阪神戦連敗「7」で止めた!!
「DeNA6-5阪神」(25日、横浜スタジアム)
自信を取り戻しつつある直球に魂がこもる。波に乗る阪神打線を八回までわずか2安打。先発したDeNAのドラフト1位・上茶谷大河投手(東洋大)が好投で2勝目をマーク。今季の阪神戦連敗を「7」で止め、昨季から続く対メッセンジャーの連敗も「7」でストップした。
「ちょっと感覚が戻りつつある」と140キロ後半の真っすぐで押していった。グラブを持つ左手の引き方を改善。「昨日くらいから戻ってきている」と好感触をつかんだ。
プロ初完封も視界に捉えた九回。3ラン含む4連打を浴び降板した。「大学の時も2回、そういうことがあって、それがよぎったというか」。寸前で脳裏をかすめた嫌なイメージ。結果的に九回途中、6安打4失点という成績。「悔しかった」と唇をかんだ。
ラミレス監督は「今日の勝因は上茶谷の好投」と絶賛。コーナーに投げ分けた制球力を評価した。デビュー戦から感じていた直球の不調を克服した上茶谷。「この勢いに乗っていきたい」と白星を積み上げていく。